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ハンナ・マックアンドリュー ~スリップウェア作品展~ ハンナ・マックアンドリュー ~スリップウェア作品展~

会期:
4月20日(土)- 5月12日(日)《火・水曜休》
会場:ギャラリー・セントアイヴス
営業時間: 11:00am - 6:00pm


イングランド北西部出身のハンナ・マックアンドリューは、陶芸家への弟子入りを機に2001年にスコットランドに移住、その修業中にスリップウェアと出合いました。スポイト状の道具で描かれたスコットランドの自然をモチーフにした動植物の文様が特徴です。



 ハンナ・マックアンドリューはスコットランド南西部に位置するキャッスル・ダグラスで暮らしている。ソルウェー湾に面するこの地方は、ケルト文化の香りが強く残る地域である。ケルト文化といっても地域や時代によって様々だが、万物に精霊が宿るという共通した自然崇拝の宗教感を持っていたという。特に樹木、花、川、動物などを崇拝していた。ハンナの描く文様は自分の身の回りにある自然の事物から得た主題を象徴的な文様に昇華して、英国の伝統的なスリップ・ウエアーに描いている。伝統的といってもハンナの作品は現代に息づく新たな陶器である。ハンナ自身はケルト文化を意識していないという。しかし、意識していないことこそが文化と言える所以だろう。文化は意識して作るものではなく、無意識の中に生まれるものなのだ。
 ハンナは大学でデザインを学び、自然の事物を文様に昇華する能力を得た。そして、スコットランドの陶芸家ジェイソン・シャクルトンに学ぶためにスコットランドに移り住み、スコットランド地方の風土を吸収したことが現在の作調を決定づけているように見える。見事に昇華された文様を絵付けされた陶器は、象徴主義陶器と呼んでも差し支えないものだ。ハンナの神秘的な文様を纏った陶器たちは、使うことを躊躇わせるほど美しい。

                            横堀 聡
(益子陶芸美術館 学芸員)


 
【PDFカタログ】
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ハンナ・マックアンドリューさんがスリップでアザミの文様を描いている様子です。



   
会場風景


   




 



 



   




 



 



   




 



 




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